結露のお悩みを解決!断熱対策とエコカラットで彩るマンションリフォーム

  • 建物タイプ/ マンション
  • 工期/ 2ヶ月
  • 構造/ 鉄筋コンクリート造
  • 竣工年月日/ 2023年4月
  • 施工箇所/ 内窓、エコカラット、トイレ、カップボード、玄関収納他
  • 使用品番/LIXILエコカラット、トクラスコラージアカップボード他
  • 施工地/ 札幌市中央区

ご両親から築30年のマンションを受け継いたT様ご夫婦。部屋中の結露がひどいことにお困りとのことでご相談いただきました。トイレや玄関収納など複数箇所のリフォームをご依頼いただきましたが、その中から一番のお悩みであった結露対策リフォームの施工事例をご紹介します。

施工前

結露は床一面が濡れてしまうほどのひどさ、とのことで至る所でカビも発生していました。
カビは内装材の見た目が悪くなったり、においが出ることはもちろん、身体的な影響も心配です。

Before

Before

Before

結露の発生原因

マンションでの結露の発生原因は、断熱性の低さと気密性の高さです。
結露は、生活をする中で発生する水蒸気を含んだ空気が、冷たい壁や窓に触れると起こります。
氷の入ったグラスを放っておくと、グラスの周りに水滴がつく現象と同じですね。
木造の戸建住宅にくらべ気密性が高く、保温性の低いコンクリート造のマンションは、隙間が少なく空気が自然に入れ替わりにくいため、湿気の多い空間ができやすく、より結露が発生しやすい環境になってしまいます。
そして、結露を放っておくとカビの発生に繋がっていきます。

結露防止リフォーム

結露防止は、大きくは換気と断熱性能をあげることがポイントです。
そこで、今回は断熱に重点を置いて、以下のリフォームをご提案しました。

①内窓の交換
家の断熱性能をあげるために有効なのが、熱の出入りが一番多い窓のリフォームです。
今回は性能の良い内窓に交換し、断熱性をアップしました。
★断熱性能をあげる窓リフォームについてはこちらの記事もご覧ください!
【リフォーム豆知識】内窓交換について

Before

Before

②壁の断熱材
断熱性能をあげるために、壁の厚さを少し増して断熱材を入れました。水蒸気が冷たい壁が触れることを防ぎます。お部屋全体の暖かさもアップ。

施工中の様子

↑解体後
↑下地作成
↑ウレタン断熱の充填

③エコカラット
上記2つのリフォームでも十分結露対策となりますが、今回はさらに除湿の効果があるエコカラットを貼りました。
エコカラットは、除湿や脱臭などの性能の良さに加え、豊富なデザインも魅力です。結露対策のリフォームと同時に、トイレや玄関収納のリフォームも行っていますが、それぞれの場所にあったエコカラットをセレクトし、結露防止にプラスして空間のアクセントにしました。

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↑壁一面に貼り高級感アップ

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↑リビングはプロジェクター投影部を開けて貼り分け

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↑脱臭機能もあるのでキッチンでも効果を発揮。新しいカップボードが映えるようにシンプルなデザインに。

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↑新しくなった玄関収納に合わせたエコカラット

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↑貼り方の違いで印象も変わります

エコカラットについてはこちらの記事でもご紹介しています。是非ごらんください!
エコカラット勉強会

このように、お部屋の状態や結露の程度に合わせて様々な対策の方法があります。
その他にも住まいのお困りごとがあればお気軽にご相談ください!

T様、ありがとうございました


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