
リフォーム内容
N様邸では、屋根からの落雪により散水栓が折れる被害が何度も繰り返されていました。そこで雪止め金具の設置と地中に埋まる伸縮可能な散水栓への交換を行い、長年の雪の悩みを解決。使い勝手の良さと美観を両立させた安心の冬の備えを実現しました。
リフォームに至った経緯
N様邸では、屋根からの落雪によって散水栓が折れてしまうという被害が長年にわたり繰り返し発生していました。特に降雪量の多い時期には、その都度散水栓を修理する必要があり、大きなお悩みの種となっていました。今回、散水栓の取り換えを機に、根本的な問題解決のために屋根のリフォームも同時に行うことになりました。
リフォームデータ
- 建物タイプ/ 戸建て
- 工期/ 約3週間
- 竣工年月日/ 2023年06月
- 施工箇所/ 屋根、散水栓
- 施工地/ 札幌市東区
使用したメーカー・商品名
- 散水栓:光合金製作所「KF形ヘッドボックス・立箱一体型」KF2
- 雪止め金具
屋根の雪対策リフォーム
安全を守る雪止め対策で冬の不安を解消
BEFORE

- 屋根からの落雪により、散水栓が折れる被害が何度も発生
- 特に降雪量の多い時期には毎年のように散水栓の修理が必要だった
- 雪が積もるたびに落雪の心配があり、冬の不安要素になっていた
AFTER

まずは屋根からの落雪を防止するために、雪止め金具を設置しました。雪止め金具は、降り積もった雪が屋根から落ちてしまわないようにせき止める金具で、落雪による雪害を防ぐ目的で設置します。今回のように屋根の狭いスペースにも設置することが可能です✨
雪止め金具は安価で設置も簡単ですが、いくつかの⚠️デメリットもあります。多くの方が心配されることのひとつが💧スガモリです。勾配の低い屋根では、長時間雪を留めておくことになるので、古い屋根ではスガモリに繋がることもあります。今回はスガモリの可能性を軽減させるため、屋根のつなぎ目に防水処理を行いました。雪止め金具を設置する時は、屋根の状況により適切な施工のできる業者を選ぶことも大切になります。

施工中


散水栓リフォーム
便利さと耐久性を兼ね備えた高機能散水栓
BEFORE

- 通常の散水栓が屋根からの落雪で何度も折れていた
- 雪の重みに耐えられる構造ではなく、毎年のように修理が必要だった
- 使用時にかがむ必要があり、使い勝手に課題があった
AFTER



積雪量によっては雪止め金具だけでは落雪を防ぎきれないこともあります。そこで、雪害予防、さらに使い勝手や見た目の点から、伸縮可能な地中に埋まる散水栓をご提案しました。
こちらの散水栓は、光合金製作所「KF形ヘッドボックス・立箱一体型」を採用。かがんで蛇口を捻る必要がなく、気軽に水を使うことができる立水栓のメリットと、家の外観を損なわない地中に埋まる散水栓両方のメリットを兼ね備えた商品です🚿
また、本体が360度回転するためホースなどが絡みにくく、使い勝手の良いことが特徴です。寒冷地でも、水抜きさえきちんとしていれば冬場の配管凍結の心配はありません。
伸縮式不凍散水栓
伸びて使えて縮めて収納✨
収納の凍結防止操作が同時にでき、散水栓ボックス内に収納できるため邪魔になりません。


新しい日常の始まり
N様邸では、このリフォームにより長年の悩みだった雪の問題から解放されました。毎年冬が近づくと感じていた「散水栓が折れるのではないか」という不安がなくなり、心穏やかに冬を迎えられるようになりました。また、使いやすくなった散水栓は、庭の水やりや洗車など、日常の作業をより快適にしています。小さな改善が、日々の暮らしに大きな安心と快適さをもたらしています。
まとめ
N様邸では、屋根からの落雪による散水栓の破損という長年の悩みを解決するため、雪止め金具の設置と伸縮可能な地中埋込式散水栓への交換を行いました。雪止め金具によって屋根からの落雪を防ぎ、さらに万が一の落雪にも耐えられる散水栓を採用することで、二重の安心を確保しました。また、使い勝手の良い散水栓により、日常の水回りの作業も快適になりました。
\お気軽にご相談ください/


Ref:2023-04-121