【台形出窓の雪対策】外窓交換で積雪の悩み解消+風除室交換|石狩市

リフォーム後:はつり工法で交換したLIXILトリプルガラス縦滑り出し窓

リフォーム内容

築40年前後のお住まいで、色あせた外壁・屋根の塗装、結露や雪の積もりに悩まされていた外窓のトリプルガラスへの交換、冬場に凍結して開閉しにくくなっていた風除室の交換と床タイルの張替えを実施。外観の美しさと断熱性能、玄関まわりの快適性を同時に改善しました✨

リフォームに至った経緯

長年暮らしてきたお住まいの外壁が全体的に色あせてきたこと、窓ガラスの内側が結露で曇り、台形の出窓に雪が積もってしまうこと、さらに風除室の引き戸レールが冬場に凍結して開閉しにくくなるなど、複数のお悩みが重なり、今回のリフォームをご決断されました。

リフォームデータ

  • 建物タイプ:戸建
  • 築年数:40年前後
  • 工期:約3週間
  • 施工箇所:外壁塗装、屋根塗装、外窓交換(はつり工法)、風除室交換(床タイル含む)

使用したメーカー・商品名

  • 外壁塗装:エスケー化研「クリーンマイルドシリコン」
  • 屋根塗装:エスケー化研「ルーフスターSi」
  • 外窓:LIXIL「樹脂窓EWTG縦滑り出し窓TF」(トリプルガラス/ブロンズ)
  • 風除室:LIXIL「ツインガード」(2枚引込み)
  • 床タイル:INAX「パセオ」(BR1/300mm角)

リフォーム前の住宅診断

外壁は全体的に色あせが目立ち、屋根も経年劣化が見られました。外窓はガラス間の内側が慢性的に結露で曇っており、断熱性能の低下が懸念されました。風除室は全体的に古びた印象があり、引き戸の戸車やレールが劣化して開閉しにくい状態でした。

外窓交換(はつり工法)

特殊な形状の台形出窓も、はつり工法なら窓の形状を変えて交換が可能。トリプルガラスの採用で断熱性・遮音性が大幅にアップしました。

台形出窓もはつり工法で自由に刷新

BEFORE

リフォーム前:結露が慢性化した台形出窓
  • ガラスの内側が慢性的に結露で曇っていた
  • 台形の出窓のため、窓の上に雪が積もりやすかった
  • 冬場の寒さが気になっていた

AFTER

リフォーム後:はつり工法で交換したLIXILトリプルガラス縦滑り出し窓

今回ははつり工法を採用し、台形の出窓から縦滑り出し窓への変更を実現しました。はつり工法とは、既存の窓枠を壁ごと撤去して新しい窓を取り付ける方法です。カバー工法では対応が難しい台形出窓のような特殊な形状でも、はつり工法なら窓の形状自体を変更できるため、お住まいの課題に合わせた最適な窓へと刷新できます。

新しい窓にはLIXIL「樹脂窓EWTG縦滑り出し窓TF」(トリプルガラス/ブロンズ)を採用。長年のお悩みだった結露が解消され、庇がなくなったことで窓の上に雪が積もる心配もなくなりました✨

トリプルガラスを選定した理由は、「先進的窓リノベ2025事業」の補助金を活用できるためです。断熱基準が高い窓ほど補助金額も多くなるため、ペアガラスとの実質負担額はそれほど変わりません。それでいて断熱性能はペアガラスと比べて段違いに暖かく、遮音性も大幅にアップ。外からの騒音が気にならなくなり、静かで快適な室内環境を実現できました。

【窓】はつり工法とは?

外壁をカットし古いサッシを枠ごと全て取りはずした後に、新たに樹脂窓を取り付けてカットした外壁部分を化粧する工法です。

はつり工法の施工手順を示す図解

生産終了の台形出窓|これからの時代に合った窓リフォームの考え方

  • 台形出窓は現在、すべて生産終了しており、
    同じ形の台形出窓への交換はできません。
  • リフォームを行う場合は、
    台形出窓を撤去し、現在流通している窓形状へ変更する方法が一般的です。
  • 窓形状を変更する工事では、
    防水・断熱を確実に行うため、出窓まわりのサイディングを必要最小限はがす必要があります。
  • これは外壁全体を工事するものではなく、
    安心して長く住むために欠かせない正しい施工工程です。
  • 形状変更により、
    断熱性・耐久性・メンテナンス性が向上し、将来の修理にも対応できる窓になります。

台形出窓のリフォームは、昔と同じ形に直す工事ではありません。
今の住宅基準に合わせて、安心して長く使える窓に作り替えるリフォームです。

外壁塗装

色あせた外観が鮮やかに蘇る

長年の紫外線や風雨で色あせていた外壁が、高品質塗料で新築のような美しさを取り戻しました。
【AFTER】
外壁にはエスケー化研「クリーンマイルドシリコン」を使用しました。シリコン系塗料ならではの優れた耐候性と光沢感で、築40年のお住まいが見違えるほど鮮やかに生まれ変わりました😊

屋根塗装

住まいを守る屋根が美しく復活

経年劣化で退色していた屋根が、高耐久塗料でしっかりと保護され、美観も回復しました。

BEFORE

リフォーム前:経年劣化で退色した屋根
  • 屋根全体に経年劣化による退色が進んでいた
  • 塗膜の劣化により、防水性能の低下が懸念されていた

AFTER

リフォーム後:ルーフスターSiで塗装した屋根

屋根にはエスケー化研「ルーフスターSi」を採用しました。シリコン樹脂系の屋根用塗料で、紫外線や風雨、寒暖差の厳しい環境から屋根をしっかり保護します✨ 退色していた屋根が美しく蘇り、外壁との統一感も生まれました。塗り替えにより防水性能も回復し、大切なお住まいを長く守る安心感を得られます。

風除室交換(床タイル含む)

凍結ストレスから解放、玄関まわりを一新

冬場の凍結による開閉の不便さを解消し、床タイルも一新。玄関スペース全体がモダンで快適な空間に生まれ変わりました。

BEFORE

リフォーム前:劣化して開閉しにくくなった風除室
  • 風除室全体が古びた印象だった
  • 引き戸の戸車やレールが劣化し、開閉しにくい状態
  • 冬場はレールが凍結し、さらに開閉が困難になっていた
  • 100mm角の既存タイルで、目地が多く古びた印象
  • 凍上による破損のリスクがあった

AFTER

リフォーム後:LIXILツインガード吊り戸タイプの風除室外観
リフォーム後:INAXパセオ300mm角タイルを敷いた風除室床面

風除室にはLIXIL「ツインガード」(2枚引込み)の吊り戸タイプを採用しました。従来のレールタイプでは、戸車が劣化すると動きが鈍くなったり、レールにつまづいたりする心配がありましたが、吊り戸タイプなら動きが鈍くなる心配がなく、足元もスッキリしてつまづく心配もありません😊 冬場の凍結による開閉のストレスから完全に解放され、毎日の出入りがスムーズになりました。

床タイルにはINAX「パセオ」(BR1/300mm角)を採用。100mm角のタイルから300mm角の大判タイルへ変更することで、見た目がモダンで洗練された印象に✨ 目地が少なくなったことで凍上が起きにくく、破損しにくいというメリットもあります。風除室の交換と合わせて、玄関スペース全体が生まれ変わった印象となり、お客様をお迎えする空間としても自信を持てる仕上がりになりました。

新しい日常の始まり

リフォーム後は、毎朝の窓の結露拭きが不要になりました。風除室の開閉も凍結を気にせずスムーズに行え、外出時のストレスが解消されています。外壁・屋根の塗り替えにより、建物全体の印象が明るくなり、帰宅時にも気持ちよく過ごせるようになりました。日々の小さな手間や不便が減ったことで、暮らしにゆとりが生まれています。

まとめ

築40年前後のお住まいで、外壁塗装、屋根塗装、外窓交換、風除室交換(床タイル含む)を実施しました。色あせていた外壁・屋根はエスケー化研の高品質塗料で美しく蘇り、LIXILのトリプルガラス窓で結露と寒さのお悩みを解消。吊り戸タイプの風除室INAXの大判タイルで、玄関まわりの快適性と美観が大幅に向上しました。

「先進的窓リノベ2025事業」の補助金を活用することで、高性能なトリプルガラスをお得に導入できた点も大きなポイントです。

塗装・窓・サッシ・タイルと、それぞれ専門業者が異なる工事も、弊社ならまとめてご依頼いただけます。複数のリフォームをお考えの方は、ぜひご相談ください。

札幌市内はもちろん、札幌近郊(千歳・恵庭・江別・北広島・石狩・小樽)でリフォームをお考えのお客様も、ぜひご相談ください。

\お気軽にご相談ください/

札幌市でリフォームをお探しならトーリツへ。施工実績6万件以上。キッチン、浴室、外壁塗装など、小さな工事から大規模リノベーションまで、お客様の暮らしに寄り添う最適なプランをご提案します。無料相談受付中。


営業担当:本店 廣田

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