『窓のガラス交換』のおはなし
今年は開口部に関する補助金(先進的窓リノベ事業)が手厚く支給されていて、弊社のお客様でもその補助金の申請を希望されるお客様が多くいらっしゃいます。
先進的窓リノベ事業では
①ガラス交換
②内窓交換
③外窓交換
に対して補助金が出ますが、今回はこのうち①のガラス交換についてのお話です。
◇ガラス交換てどんなことするの??
具体的には、現在取り付けている既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事 をいいます。
◇どんな時にガラス交換?
ガラス交換といえば、何かの拍子にガラスを割ってしまったり、ヒビが入ってしまって・・というシーンを想像する方も多いと思います。
こんな事故的なことが起こる以外に、ガラス交換にはどんなタイミングがあるでしょうか?
前述したように、ガラスが割れた・ヒビが入ってしまった、ももちろんですが、そのほかにはペアガラス窓の中空層内に結露が発生してしまった場合も、交換したほうがいいタイミングです。
◇ペアガラス内の結露とは
ペアガラスは、ガラスとガラスの間に空気層を作り出すため、アルミや樹脂製のシール材(封着材)を使って密閉させています。そのシール材が劣化して穴やヒビなどができ、そこから水蒸気を含んだ空気が入り込んでしまいます。これがペアガラス窓の中空層内に結露が発生してしまう原因です。
内部結露はシール材の寿命がきたことのお知らせであり、ペアガラスのサッシの性能が落ちている証拠でもあります。(サッシの設置から15~20年くらいでの結露発生が多いようです)
サッシ自体に問題がないのであれば、ガラス交換でも対応が可能で、選ぶガラスの種類によっては性能を元通り以上にできる可能性もあります。
前に比べて部屋の寒さが気になる、窓の結露があるなど、我が家の窓は大丈夫?と気になることがあれば、お気軽にトーリツにご相談下さい!
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