塗装勉強会を開催しました

屋根板金と金属サイディングは錆が出てからでは遅い!!~塗装勉強会を開催しました

先日、トーリツショールームにて、塗装の勉強会を開催しました。
講師にお招きしたのは、協力業者の㈱笠井建装さん。

主に屋根・壁の塗装についてご教授頂きました。
今回の勉強会は、現場仕事についてはまったくの素人である事務方の人間も交え、よりお客様の目線に近い質問も飛び交いました。

塗装工事の基本や、現在主流の塗装方法、塗料等の種類や効果、耐久性、また屋根材や外壁材の違いによる工法や塗料の選定方法など、多岐にわたる講習内容でした。
協力業者である㈱笠井建装さんは、塗装の仕上がりはもちろんのこと、品質や仕上がりを考えた塗料選びをされていて、弊社の工事でも好評をいただいています。
そのお仕事ぶりは笠井建装さんのインスタグラムで是非ごらんください!
@masahiro.kasai4

1.塗装の役割

塗装工事を勧められたけど、本当に必要なの?どんなメリットがあるの?と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ご依頼の中には様々な場所の塗装がありますが、主に、外壁塗装と屋根塗装がメインです。塗装工事には大きく分けて二つのメリットがあります。

①美観の維持

②建物の保護

①美観の維持
建物は経年劣化によって色褪せや汚れ、カビなどが発生し古びてきてしまいます。定期的に塗装工事を行うことで、いつまでも綺麗な外観を保つことができます。元の色とは違う色を選んで、イメージチェンジをすることもできます。また、綺麗な外観は資産価値を高める効果も期待できます。

▼屋根塗装Before

▼After

②建物の保護
見た目が美しくなるのはもちろんですが、塗装工事の重要な役割は、建物を保護することにあります。外壁や屋根は、太陽光・雨風などの外的刺激に常にさらされています。そうして劣化した壁のひび割れから雨が建物内に侵入し基礎の腐食に繋がったり、また湿気を含んだ材木はカビや虫等の温床となります。塗装をすることで塗膜が住まいを自然環境から守り、劣化を遅らせることができるのです。

▼コーキングが劣化した壁

この隙間から雨水が侵入します

塗装をする際にはひび割れやコーキングの劣化などの修繕、高圧洗浄やさび落としなどの下地処理をしてからスタートしますので、防水性能の復旧や傷みの進行を食い止められ、建物をより長持ちさせる効果が期待できます。
また、塗料の中には遮熱・断熱効果があるものもあり、省エネ効果のメリットもあります。

なにもしないまま傷みを放置すると、塗装工事だけではなく、外壁そのものを張替える大規模なリフォームが必要になってしまいます。
そうなる前に定期的に塗膜で家を保護し、建物の寿命を延ばすことが大切になります

2.塗り替えのタイミングは?

さて、今回の勉強会でぜひお知らせしたかった知識、それは「屋根板金と金属サイディングの塗装は、錆が出てから検討では遅い!」という事です。

錆が出た後に塗装をすることは可能ですが 、どんなに下処理をしても完全に錆を除去することは難しいため、 数年でまた錆がでてしまうことが多いようです。

では、塗装はどのタイミングで検討するのがよいのか?

①外壁の目安
外壁は塗装面が金属・窯業どちらの場合も表面の塗膜が劣化し粉がふいたようになったり(チョーキングといいます)、コーキング部分が劣化したら検討のタイミングです。

チョーキングは外壁を手でひとなですると、粉っぽいものがつくので、目安になります。

▼チョーキングした壁

(出典:写真AC)

②屋根の目安
外壁は目視で確認しやすいですが、屋根はなかなか見ることがないですよね?屋根については、軒先の色あせが見え始めたら検討していい頃です。年数でいうと新築(または屋根板金張替)から10~15年で初めての塗装をされるのがいいようです。

▼軒天の色褪せ

外壁や屋根の汚れや錆、気になってきていませんか?
トーリツでは屋根や外壁の現状を確認してほしい等のご相談も承っています。
今回の勉強会で得た知識も生かし、お客様のお住まいに最適な塗装をご提案します。
お見積も無料です。気になることがあれば、小さなことでもぜひお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちらから