
リフォーム内容(前編)
築約40年のマンションを全面リフォーム。モルタルむき出しで暗かった天井をクロス仕上げに変更し、壁で仕切られていたキッチンを開放的な空間へ。和室を洋室へ改修するなど、明るく快適な住空間を実現しました。特に、LDKの開放感とキッチンの使い勝手が大幅に向上し、定年後の生活を豊かにする住まいに生まれ変わりました。
リフォームに至った経緯
M様邸では、ご主人の定年退職をきっかけに、今後の暮らしを快適にしたいという思いから全面リフォームをご相談いただきました。
リフォーム前のお悩みとしては、
・モルタルむき出しの天井で部屋が暗い
・キッチンの動線が悪く、収納も不十分
・リビングをもっと広くしたい
という具体的なご希望がありました。
リフォームデータ
- 建物タイプ:マンション
- 工期:1ヶ月
- 築年数:約40年
- 竣工年月日:2023年9月
- 施工箇所:マンション全面(LDK、キッチン、お風呂、洗面、個室)他
- 施工地:札幌市南区
使用したメーカー・商品名
- キッチン:トクラス「Collagia」
- 浴室:トクラス「ヴィタール」
- 洗面台:トクラス「エポック」
- キッチン水栓:GROHE(グローエ)
- コンロ:リンナイ「リッセ」
リフォーム前の状況や課題
M様邸のリフォーム前の状況として、以下のような課題がありました
- 天井がモルタルむき出しで汚れが目立ち、部屋全体が暗い印象でした
- キッチンが壁で仕切られており、圧迫感がありました
- キッチンの動線が使いづらく、作業スペースが不足していました
- 背の高い収納棚しかなく、ダイニングテーブルが荷物置き場になってしまっていました
- リビングを広くしたいという希望がありました
- 和室とLDKが分断されていて空間のつながりがありませんでした
リビング
くつろぎの空間へ変身!すっきり美しいリビング
BEFORE


- むき出しだった暖房の配管が視界に入り、すっきりしない印象でした
- モルタルむき出しの天井で暗い印象がありました
- 窓枠の色が空間と調和していませんでした
- 室内全体の統一感に欠けていました
AFTER


天井をクロス仕上げに変更し、すっきりとしたダウンライトを設置 ✨ 天井高はわずかに下がりましたが、突出物がなくなったことで空間が広く感じられるようになりました。露出していた暖房配管をきれいに隠蔽し、メンテナンス用の点検口も確保。窓枠はインテリアに合わせてグレーに塗装し、高性能内窓の設置で断熱性も向上しました 🌟 床も壁と同様に白で統一したことで、空間全体が明るく清潔感のある印象に生まれ変わりました。毎日の暮らしがより快適になりました。
和室から洋室への改修
新しい生活様式に対応!和の空間から多機能な洋室へ
BFFORE

- LDKに隣接する伝統的な和室がありました
- 畳やふすまによってLDKとの空間が分断されていました
- 生活スタイルに合わせた活用がしづらかった
- 空間の連続性に欠けていました
AFTER

和室を現代的な洋室へと改修しました 🏡 畳からフローリングへの変更により、ベッドなどの洋家具も配置可能な多目的空間になりました。リビングの拡張のため若干面積は縮小しましたが、和室から洋室への転換によりLDKとの一体感が生まれ、より開放的で機能的な住空間が実現しました。家族の時間を豊かにする素敵な空間です ✨
キッチン
壁を取り払い、料理がもっと楽しくなる機能的な空間
BEFORE

- 壁があり圧迫感のあるキッチンでした
- キッチンが奥まっていて動線が悪かったです
- 背の高い収納棚しかなく、作業スペースが不足していました
- ダイニングテーブルが荷物置き場になってしまっていました
AFTER

施工前は壁で仕切られ、奥まっていたキッチンスペース。施工後は壁を取り払い、その壁の厚み分を前に出してリビングから見えるようにしました。一気に開放感が出て、LDKもさらに広い印象になりました。
システムキッチンは、トクラスのCollagia(コラージア)を採用。美しく、機能性にもすぐれたキッチンです。扉カラーは新色の「リュッケファーブ」を選びました。今流行の艶消しで、洗練された印象です 🌟
水栓はドイツのブランド、GROHE(グローエ)のものを採用。見た目もおしゃれなグースネック(あひるの首のような形状)の水栓は、可動域があるので、高さのある鍋も洗いやすいです。タッチレスじゃなくても扱いやすく汚れにくいレバーも特徴です。浄水機能もついています。
コンロはリンナイのリッセを採用。軽くワンプッシュすれば操作部が開き、使わないときはすっきり収納できます。このタイプは汚れにくく、掃除も楽です。最新の設備はキッチンパーツひとつをとっても、使い勝手が快適になる工夫がたくさんあります。
気になっていたという動線の悪さも解消しました。施工前は、キッチンの背面に背の高い収納棚が置いてありました。そのため、お買い物の荷物等の置き場がなく、ダイニングテーブルが荷物置き場になってしまっていました。
施工後は、キッチンと同種のCollagiaのカップボードを採用。たっぷりの収納力があり、またカウンター付のものにすることで、荷物をそこに置いて作業をするという流れができるようになりました。これでいつも物であふれていたダイニングテーブルも広々と使えるようになりました。
GROHE(グローエ)
見た目もおしゃれなグースネック(あひるの首のような形状)の水栓は、可動域があるので、高さのある鍋も洗いやすいです。タッチレスじゃなくても扱いやすく汚れにくいレバーも特徴です。
浄水機能もついています。

リンナイのリッセ
軽くワンプッシュすれば操作部が開き、使わないときはすっきり収納できます。このタイプは汚れにくく、掃除も楽です。
最新の設備はキッチンパーツひとつをとっても、使い勝手が快適になる工夫がたくさんあります。

カップボード
スッキリ片付く!理想の動線を叶えるカップボード
BEFORE

- キッチンの背面に背の高い収納棚が置いてありました
- お買い物の荷物などの一時置き場がありませんでした
- ダイニングテーブルが荷物置き場になってしまっていました
- 使い勝手が悪く、キッチン周りの動線に問題がありました
AFTER

収納力も作業スペースも確保できるカップボード
キッチンと同じ トクラス の Collagia シリーズのカップボードを採用しました。たっぷりの収納力を確保しながら、カウンター付きのタイプを選ぶことで、買い物帰りの荷物を一時的に置いたり、調理の下準備をしたりできる便利な作業スペースも確保。これにより、「荷物を置く→作業する→収納する」という自然な流れができ、以前は物であふれていたダイニングテーブルも本来の目的で使えるようになりました ✨ キッチン全体の統一感も生まれ、見た目にも美しい空間になっています。
新しい日常の始まり
いつも気になっていた暗く、圧迫感のあったLDKが明るくすっきりとした開放的な空間に生まれ変わり、M様ご夫婦の新しい生活がスタートしました。定年退職を機に増える自宅での時間は、以前と比べて格段に快適に。朝起きて最初に目にするのは明るい光の差し込むリビング、そして開放的になったキッチンでの料理時間もストレスなく楽しめるようになりました。リビングとキッチンのつながりは会話も増やし、二人の時間をより豊かにしています。
まとめ
M様邸では、ご主人の定年退職を機に、築約40年のマンションを全面リフォームさせていただきました。特に今回ご紹介したリビングとキッチンは、暗く圧迫感のあった空間から、明るく開放的な空間へと生まれ変わりました。
壁を取り払い、天井をクロス仕上げに変更したことで、LDK全体の印象が大きく変化。キッチンの動線も改善され、収納力も向上しました。和室を洋室に変更したことで、LDKとのつながりも生まれ、より広く感じられる空間となりました。
これからの新しい生活を、より快適に過ごしていただけることを願っています。
次回はお風呂・洗面台の水廻りリフォームをご紹介します!
札幌市内はもちろん、札幌近郊(千歳・恵庭・江別・北広島・石狩・小樽)でリフォームをお考えのお客様も是非ご相談下さい。
\お気軽にご相談ください/


Ref:2023-07-113